『貧困:プライマリケア提供者のための臨床ツール(オンタリオ州版)』
カナダ・オンタリオ州の『貧困:プライマリケア提供者のための臨床ツール(オンタリオ州版)』です。
このツールは、オンタリオ州の家庭医グループが開発したものです。開発の理由は、多くのエビデンスから貧困は健康のリスクであることが証明されているので、「診察室」で貧困状態にある患者には社会資源を活用することで健康水準の向上を図ろうと考え開発されました。
具体的には、診察室で患者の経済状態を簡易な質問でスクリーニングし、貧困状態にある患者に対して社会資源を「処方」するというものです。J-HPHでも日本版貧困評価支援ツールの開発を計画しています。
翻訳:日本HPHネットワーク
2017年3月23日 Centre for Effective Practiceより翻訳の許可を得た。Reprinted with Permission from Centre for Effective Practice (May 2016).
Poverty: A Clinical Tool For Primary Care Providers. Toronto: Centre for Effective Practice.