『ウェルビーイングのためのジュネーブ憲章』
『ウェルビーイングのためのジュネーブ憲章』は、オタワ憲章や過去のヘルスプロモーションに関する国際会議の成果を引き継ぎ、スイスのジュネーブで2021年12月にて開催された第10回グローバルヘルスプロモーション会議における成果文章です。WHOの許可を受け、日本HPHネットワークで翻訳し紹介することになりました。この憲章は、生態系の限界を超えることなく、将来の世代にも公正な健康を提供する持続可能な「ウェルビーイング社会」の創造の緊急性を強調しています。
特に、世界は複雑かつ関連性のある危機に直面しているという現状認識のもとで、地球と社会とコミュニティと個人の健康とウェルビーイングを統合し、人々が自らの生活と健康をコントロールするための支援も必要するための社会的構造の変革を提起しています。世界のヘルスプロモーション政策の今後の基調となる新しい文章であり、ご一読いただきご紹介いただくことをお願いいたします。
更新日:2025年3月3日