社会医療法人 新潟勤労者医療協会 下越病院
下越病院は新潟市秋葉区にある261床の病院で健康友の会支部会員数15,383人、職員数650人です。
2017年9月1日、HPHネットワークに加盟し、同時に加盟したかえつクリニックとともに、HPH推進委員会を構成し、HPHの普及・活動の紹介・情報発信を行っています。
地域住民向けの活動は、健康友の会とともに活動しています。2023度は当院の各部署の特技や特徴を活かした班会メニュー表をもとに、班の要望に応じて職員を派遣しています。
健康友の会の健康づくり・保健予防の運営ボランティアである保健委員がかかわる健康チェックでは、骨密度、血管年齢、体組成、握力等の測定を定期的に実施しています。
2022年度からは、かえつクリニックと隣接する調剤薬局と協力して、薬局内の地域交流スペースを活用した健康チェックを毎月開催しています。測定は骨密度、血管年齢、体組成、握力等をローテーションしています。
昨今の全国的な課題となっているフレイルについては、健康友の会独自のフレイル予防体操と馴染みのある曲に合わせたリズム体操をセットで考案。専門職が従事できなくても実施できるように体操をDVD化して地域での普及活動を開始しました。早くも多くの地域住民から好評を博しています。
職員向けの活動は、2017年6月から毎月1回HPHニュース発行し現在はNo.72。内容は部署のHPHの取り組みの紹介、「お~い!みんなの昼メシ!」、SDH、病院の階段の数と消費カロリーなど。昨年は職員アンケートで要望が多い「腰痛予防パンフレット」を作成しました。
2019年HPH標語募集、2020・2021年、HPH大会(部署のHPHの紹介)を開催しました。
2022年からは入職時の研修でもDVDでHPHを学習する機会を設けています。加盟当時33.1%のHPHの認知度は現在82.1%(目標85%)まで上昇しました。病院BSCで1部署1HPH目標を設定するよう呼びかけ、自主的な取り組みが進んでいます。
報告:長内耕一氏(社会医療法人 新潟勤労者医療協会 下越病院 事務次長)
NEWSLETTER No.24 DEC 2023